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2020.07.20お知らせ
印刷の基礎知識(CMYKとは)
印刷会社がよく使うキーワード “CMYK” ってご存じですか?
印刷インキは、一般的に“プロセスインキ”と“特色インキ”の2種類に分けられます。
■プロセスインキとは
カラー印刷とは、藍・紅・黄・黒の4色のプロセスインキを順番に刷り重ねた印刷のことをいいます。
この4色のプロセスインキ(藍・紅・黄・黒)のことを“CMYK”と呼んでいます。
C⇒シアン(藍)
M⇒マゼンダ(紅)
Y⇒イエロー(黄)
K⇒クロ(黒)
それぞれのインキの網点の面積や密度を変えることで、色の濃淡を再現することができます。
■特色インキとは
プロセスカラーの刷り重ねでは再現できない色(たとえば金色や蛍光色など)は、その色を再現するためだけに製造された“特色インキ”で印刷します。
■プロセスインキを印刷機で実際に印刷してみると
印刷する順番は、K⇒C⇒M⇒Yです。
たとえば、
カントク先生のこちらの作品を別々のプロセスカラーで印刷すると
(C)カントク
まずは、K クロ(黒)
次に、C シアン(藍)
そして、M マゼンダ(紅)
最後に、Y イエロー(黄)
この4つを重ねると完成品となります。
(C)カントク
ちなみに、
弊社の広演色RGB印刷で使用している東洋インキ株式会社“kareidoインキ”はプロセスインキに該当します。
通常のプロセスカラー“マゼンダ”の代わりに使用することで色域が広がります。
詳しくは、高演色RGB印刷を参照ください。